ネステナーの特徴や種類について押さえておきたいポイント
ネステナーは、メーカーによって呼び方が何種類かあります。「ネスラック、ネスティング、スタックテナー、テナー」と呼ばれている中で主にネステナーが一般的です。
ネステナーの種類は、特徴によって4種類に分けられています。
一つ目に、「正ネステナー」について
上部が開いているのが、特に特徴的なものです。荷物を載せる格子状のパレット面が、ラックの下部についているタイプです。
荷物を載せたネステナーのままフォークリフトで移動したり積み重ねができるもので、倉庫内のレイアウトを頻繁に変える必要性が高い現場に向いています。
荷物を直に置かなくていいのが、ポイントになります。何よりも、トラックに載せることもできるため、荷物を下ろしたり載せたりの手間を省ける利便性があります。
二つ目は、「逆ネステナー」と呼ばれるもの
上部にフタが付いているのが特徴的です。常時、同じ場所にネステナーと荷物を置いておくことを目的として、たくさんの量の荷物を保管する現場で有効に利用できるものです。
例えば、1台で2段分のもの。2台で3段分のもの。3台で4段分の荷物を置いておくと言ったぐあいです。
3つ目として、「ステージ付き正ネステナー」について
正ネステナーの上部左右のフレームにもう一つパレットを置くことができてステージが付いているネステナーです。前提は、パレットを利用することです。
逆ネステナーと同じく1台で2段の荷物を保管できます。パレットを外せば、正ネステナーとしての利用が可能になるものです。
最後に、「正逆両用ネステナー」というものについて
上下どちらかに置いても使うことができるタイプになります。正ネステナーとして使う場合は、荷物を載せる面を下にして使うことができて、上にして使えば逆ネステナーとして使用可能となるものです。
正逆両用ネステナーは、多様性がある現場での利用がメリットとなります。未使用時は、重ねて収納することができる点や組み替えも簡単に自由自在に組めるのが可能となります。